遺品整理の費用を安くする5つの方法
遺品整理の費用は年々安くなっていますが、それでも人生の中で比較的大きな出費であることには変わりありません。特に故人の方が突然亡くなられてしまったときなど、手持ちの資金に余裕がなければ「少しでも安くしたい」と思うのが自然でしょう。
- できるだけ安く、遺品整理の業者を探したい
- しかし、信頼できない業者では嫌だ
- 安くて信頼できる業者の探し方を知りたい
上のように思っている方が多いはずです。ここではこうしたニーズにお応えするため「遺品整理の費用を安くする方法」を説明します。「低価格で遺品整理を依頼したい」という方には、きっと参考にしていただけるでしょう。
- 遺品整理の費用を安くする5つの方法
- 自分で整理・処分する
- 整理・片付けは、自分でやれば無料
- 処分費用は、自治体の粗大ごみ代など
- 家具・家電・貴金属・希少品を売る
- 家具・家電はリサイクルショップなど
- 貴金属などの貴重品は質屋・宝石店など
- 希少品はネットオークション・フリマアプリなど
- ネットの買取サービスも便利
- 遺品整理業者に売ることも可能
- 複数の業者から相見積もりをとる
- 優良業者を個別に当たる
- 一括見積もりを利用する
- 料金相場を理解しておく
- 費用を決める要素の一覧
- 間取り別・費用の目安
- 生前整理を進めておく
- 元気なうちの「終活」が理想
- 家族・親族と話し合って進める
- 安さだけで業者を選んではいけない
- 「根拠のある安さ」でなければならない
- 免許番号・会社情報なども調べる
- まとめ
遺品整理の費用を安くする5つの方法
遺品整理にかかるお金を安くするには、主に下の5つの方法が有効といえます。
- 自分で整理・処分する
- 家具・家電を売る
- 複数の業者から相見積もりをとる
- 料金相場を理解しておく
- 生前整理を進めておく
それぞれの方法について、詳しく解説していきましょう。
自分で整理・処分する
DIYがブームになって久しい昨今ですが、何でも「自分でやる」と費用が安くなるものです。それは遺品整理でもある程度までは共通します。ここでは、自分で遺品整理をするとどの程度まで費用が安くなるかを解説していきます。
整理・片付けは、自分でやれば無料
当然ながら、整理や片付けの作業は「自分でやれば無料」となります。粗大ごみの処分費用などの実費は、もちろん必要です。これについては次の段落で説明します。
そうした「実費」はかかるものの「人件費」については、自力でやれば無料になるわけです。遺品整理の費用のうち、人件費が占める割合が4分の1程度とすると「大体25%引きになる」といえます。
処分費用は、自治体の粗大ごみ代など
自分でやれば人件費は無料になりますが、不用品の処分費用などの実費がかかります。主な出費を一覧にすると、下記の通りです。
粗大ごみシールの費用 | 200円~1000円(自治体による) |
---|---|
ゴミ袋代 | 数十円~数百円程度(種類・サイズ・枚数による) |
清掃道具代 | 数千円~数万円程度(家の広さ・汚れ具合による) |
ガソリン代 | 状況による(清掃道具の購入や、クリーンセンターへの粗大ごみの持ち込みなど) |
清掃については、いわゆる「ゴミ屋敷」のような状態になっていなければ、特に道具を新しく買うなどの必要は少ないでしょう。雑巾などの消耗品を買う程度なので、1000円もあれば十分かと思います。
通常のゴミ袋代もそれほど高くありません。こうして比較していくと「粗大ごみがどれだけあるか」で、処分費用が変動するといってもいいでしょう。
なお、上記のようなポイントも含め「自分で遺品整理をするコツ」は、下の記事でも詳しく解説しています。「費用を安くするために自力で遺品整理をしたい」という方は、こちらの記事を参考になさってみて下さい。
家具・家電・貴金属・希少品を売る
直接遺品整理の料金を下げるのでなくても、家具や家電などを売り、その利益を充当することで「トータルのマイナスを減らす」ことができます。売る遺品によっては、逆にプラスになる(利益が出る)こともあるでしょう。
ここでは、遺品の種類別に「どのような場所に売るのがベストか」を解説していきます。
家具・家電はリサイクルショップなど
家具や家電は、自力でネットオークションなどに出すのは難しいものです。出品自体はできても、送料を考えると購入者にとっては割高になることが多く「買い手がつかない」「安い価格でしか売れない」ということが多くなります。
また、仮にそれなりの価格で落札してもらえたとしても、今度は「配送トラブル」があります。特に家電製品については「輸送中に故障するリスク」を考えると、高い梱包技術がない限り難しいといえるでしょう。
そのため、家具や家電製品については「近隣のリサイクルショップに売る」のがベストです。個人店でもいいですし、大型のチェーン店でもいいでしょう。
チェーン店は心理的に持ち込みやすいものの、個人店より買取価格が低くなることがしばしばあります。人事や総務など、個人店では発生しない「間接コスト」が高いためです。
このため、少しでも遺品整理の費用を安くしたいのであれば、個人店も含めて「できるだけ高いお店を探して売る」ことをおすすめします。
貴金属などの貴重品は質屋・宝石店など
貴金属の鑑定には独自の技術が必要です。これについては、リサイクルショップではなく質屋か宝石店などに任せましょう。
質屋というと個人店のイメージがあるかもしれませんが、大黒屋・コメ兵などの老舗全国チェーンもあります。リサイクルショップと違い、質屋の場合「個人店に入っていくのは抵抗がある」という方もいるでしょう。「お金に困っていると思われそう」というのが理由です。
その場合は宝石店などに持ち込んでもいいですが、宝石以外のブランド品などは、やはり質屋に持ち込むことになります。この場合、個人店に抵抗があればチェーン店を利用していただくのがいいでしょう。
希少品はネットオークション・フリマアプリなど
いわゆる「レア物」は、ヤフオクなどのネットオークション、メルカリなどのフリマアプリで売るのがいいでしょう。レア物は、リサイクルショップや質屋では「正確に価値を判断できない」ためです。
稀に価値がわかる業者もいるかもしれませんが、個人店に限定されており、遭遇する確率は低いでしょう。逆にレア物を欲しがるマニアの人々は、頻繁にネットオークションやフリマアプリをチェックしているものです。
- 野球選手のサインボール
- 古いレコード・CD
- 芸能人のサイン入り写真集
たとえば上記のようなアイテムが遺品の中にあれば、こうしたものは積極的にネットで買い手を見つけるようにしましょう。
デメリットは「手間が多い」こと
ネットで自ら売る方法は、貴重な品物が売れる・利益が大きいなどのメリットがある反面、下のような手間がかかります。
- ヤフオクなどのアカウントに登録する
- 写真を撮影する
- 品物の情報やコメントを入力する
- 買い手と交渉する
- 梱包・発送する
- 事後のさまざまなやり取りをする
パソコンやスマホの操作に慣れている方でも、上記の作業をすべてこなすのは、最初のうちは困難でしょう。継続的に行うなら「徐々に負担が小さくなって、利益の方が大きくなる」ものです。しかし、最初のうちは「負担の方が大きくなることも多い」ということを理解してください。
ネットの買取サービスも便利
最近では、店舗ではなくネットを利用した「不用品買取りサービス」も増えています。
- Amazon買取サービス
- 楽天買取サービス
- Yahoo!買取
- ブックオフ
- ネットオフ(ハードオフ系)
- ZOZO USED
上記のように、ネット系を中心に大企業がこぞってこの分野に参入しているのです。特に「Amazon・楽天・Yahoo!」という日本のネットの三大サービスがすべて揃っていることには、驚く方もいるかもしれません。
「ヤフオクは何となく不安だけど、Yahoo!が直接買い取ってくれるなら安心」という方も多いでしょう。また、日頃からAmazonをヘビーユースしている方なら「いつもの買い物の作業の延長」で、買取り依頼までできてしまいます。
もちろん、大型の家具や家電製品については、基本的に買取りできません。また、ブックオフは書籍やDVDなど、ZOZO USEDは古着と、それぞれジャンルの縛りもあります。
しかし、昔に比べると「かなりの物をネットだけで売れるようになった」「個人間取引でなく、大企業に買い取ってもらえるようになった」というのは間違いありません。売りに出したい遺品の多くが、これらのサービスの買取り対象に該当するのであれば、非常に便利な選択肢となるでしょう。
遺品整理業者に売ることも可能
遺品を売る方法を多く紹介してきましたが、いずれの方法も「自分でさまざまな作業」をする必要があります。その点、遺品整理業者に売る場合は「何もしなくてもOK」です。
- 遺品整理を依頼する
- 「いい品物があったら買い取ってほしい」と伝える
これだけの作業で、遺品を買い取ってもらうことができます。ネットで自ら売る方法や、リサイクルショップなどへの持ち込みと比較すると、手間は大幅に削減されます。
遺品整理業者は、買取価格も意外に高い
「遺品整理業者は不用品の買取りが専門ではないので、買取価格は安くなる」と思っている方も多いでしょう。しかし、実は「意外と遺品整理業者の買取価格の方が高い」ということも多いのです。
理由は、すでに遺品整理で利益が出ているためです。「すでに利益が出ている」「残りの仕事はサービス価格でいい」という考え方になります。
これはどんな業界でも見られるパターンなので、納得できる方が多いでしょう。「3個買えば1個無料」のようなパターンは、あらゆる分野で見られる割引の王道です。
遺品整理業者 | 買取で利益を出さなくていい |
---|---|
ショップ・質屋など | 利益を出さなくてはいけない |
こうした違いを考慮すると「遺品整理業者の方が買取価格が高くても不思議ではない」のです。
最終的には業者次第
もちろん、中には「不用品買取りでもさらに大きな利益を出そう」と考える業者もいるでしょう。そのような業者なら、そもそも専門外の分野ですから、リサイクルショップや質屋より低い買取価格になります。このような業者では、遺品の買取りを依頼するメリットはありません。
このため、最終的には「信用できる業者を探す」ことが重要となります。遺品整理自体でもそうですが、遺品の買取りについても、やはり「業者選びが命」ということです。
複数の業者から相見積もりをとる
どんな分野でも、業者の料金を下げるには「相見積もりをとる」のが一番です。もちろん、料金を下げるといっても「買い叩く」ような発想ではありません。
多くの国が独占禁止法という法律を定めているように「健全な競争をさせる」ということです。ここでは、そのような業者同士の健全な競争を、相見積もりによって促すためのポイントを説明していきます。
優良業者を個別に当たる
昔ながらの方法ですが、遺品整理に関してはこれがベストです。次の段落で説明する「一括見積もり」のようなサービスは、遺品整理の業界ではまだ発展途上といえます。
不動産業界では、一括見積もりはNTTグループなど、東証1部上場の大企業が長年にわたってサービスを提供しています。そのため、一括見積もりにも非常にすぐれた業者が多数登録されているわけです。
こうした状況なら、一括見積もりでもいい業者を探せます。しかし、遺品整理の一括見積もりは、まだそこまで進歩していません。
そのため、一括見積もりに登録されていないような「地元の優れた業者」を、「自分で探して個別に見積もりをとる」方がいいのです。大変と思われるかもしれませんが、こうした努力をすることで、遺品整理の費用を安くしながらも、いい業者と出会うことができます。
昔と違い、ネットが進化した現在では、優良業者の情報もそれぞれのホームページで探すことが可能です。地元の遺品整理業者のサイトを比較し、良さそうな複数の業者から見積もりをとるといいでしょう。
一括見積もりを利用する
上の段落では「一括見積もりより個別の見積もりの方がいい」という内容を説明してきました。しかし「参考程度」にするのであれば、一括見積もりもおすすめできます。
特に「大体の相場を知りたい」というときには、非常に有効な方法です。一応、インターネット上にも「遺品整理の相場」などの情報は書かれています。
しかし、これは言うまでもなく「全国的な相場」であり、あなたの地域の相場ではありません。また「ゴミがどれだけあるか」「2階以上かどうか」など、あなたの遺品整理の状況に合わせた相場でもないわけです。
一括見積もりは「自分の条件」での相場がわかる
その点、一括見積もりでは上記のような条件をすべて考慮し、簡単ではあるものの「その条件での費用」を出してもらえます。これは相場の情報としては「特に頼りになるもの」なのです。
もちろん「相場だけ確認して、依頼しないのは気がひける」という方もいるでしょう。しかし、そもそも業者の見積もりというのはそういうものなので、遠慮は必要ありません。
私どもも業者ですが、その程度のことは当たり前と思いながら、毎回の見積もりを出させていただいております。「見積もりを出しても依頼されない」のは業者の努力不足ですから、お客様の側には一切問題がないわけです。
そのため、一括見積もりでも通常の見積もりでも「相場を知りたいだけ」という目的で、まったくかまいません。少なくとも弊社は歓迎しておりますので、相場を知るためだけにでも、お気軽に問い合わせをいただけたらと思います。
料金相場を理解しておく
遺品整理の費用を安くするためには、相場についても理解しておく必要があります。ここでは簡単に説明しますが、より詳しい内容は下の記事で解説しています。遺品整理の費用相場を詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
費用を決める要素の一覧
遺品整理の費用を決める要素は、主に下の5つです。
- 遺品の量
- 処分品の種類
- 作業希望日・対応期日
- 建物の構造
- 周辺状況
それぞれの詳しい説明は、先ほど紹介した関連記事をご覧ください。
間取り別・費用の目安
遺品整理の費用は、主に現場の間取りによって決まります。おおよその相場ではありますが、下のような金額が目安です。
1R・1K | 3万~8万円 |
---|---|
1DK | 5万~12万円 |
1LDK | 7万~20万円 |
2DK | 9万~25万円 |
2LDK | 12万~30万円 |
3DK | 15万~40万円 |
3LDK | 17万~50万円 |
4LDK以上 | 22万~60万円 |
これについても、詳しい解説は先ほどの関連記事をお読みいただけたらと思います。
生前整理を進めておく
亡くなられた親御さんの遺品整理ではなく「自分の遺品整理を、子供が簡単にできるようにしたい」とお考えの親御さんも見えるでしょう。そうした方の場合、亡くなられる前から「生前整理を進めておく」ことが、ご自身の遺品整理にかかる費用を安くする方法だといえます。
ここでは、そのような目的の達成のための生前整理について解説していきます。
元気なうちの「終活」が理想
生前整理は、昨今の流行り言葉でいうと「終活」です。具体的な内容は下のようになります。
- 家財道具も含めて身の回りを整理する
- 相続財産の分配について、家族と話し合う
- 遺言状・エンディングノートを書き残す
他にも細かい内容はありますが、主な内容は上記の通りと考えてください。こうした「終活」を元気なうちに済ませておくことが理想だといえます。
「いつかやろう」は禁句
生前整理において「いつかやろう」は禁句です。よほど健康に自信がある方なら別ですが、一定の年齢を超えると「ある日突然亡くなってしまう」あるいは「体が自由に動かなくなってしまう」ということが多いものです。
体力はもちろん、視力が落ちるだけでも、あらゆる作業をすばやくこなすことは困難になります。一部の例外の方を除けば、高齢の方が「今日より明日、健康になる」ということは珍しいものです。基本的に「健康は徐々に失われていくことが多い」と考えるべきでしょう。
生前整理は「今やる」のが一番簡単
つまり、生前整理は「今日より明日の方が、さらに面倒になる」のです。前向きにいえば「今日やるのが最も楽」ということです。
もちろん、一日ですべての作業はこなせません。そのため、少しずつこなすことになりますが、残りの仕事が減れば減るほど、楽になっていくものです(これはどんな仕事でも同じです)。
ご自身で進めていただくにしても、遺品整理業者などにご依頼いただくにしても、生前整理は「元気なうちに早くこなす」ことを意識していただけたらと思います。
家族・親族と話し合って進める
生前整理は、お一人ではできないことがほとんどです。片付けだけなら、お一人でもできるでしょう。
しかし、生前整理のメインは「財産を誰に、どれくらい相続させるか」です。この点はどうしても、ご家族・ご親族との話し合いが必要となります。
「故人の遺志」は絶対ではない
実は、一見「完璧な終活」をされた方でも、その遺志が逝去後に覆される…ということはたまにあります。理由は下記の通りです。
- 遺言状の内容が不平等なものだった
- そのことを、事前に家族や親族に相談していなかった
こうしたケースでは、故人は「私の財産だから、誰にどれだけ渡すかは勝手だろう」と考えられていることが多いものです。確かにこのような考え方は法律でも認められています。しかし「半分まで」です。
半分は「遺留分」になるので注意
相続財産の半分は「遺留分」といい、こちらは「法定相続」のルールが及びます。「法定相続人」に該当する人々が、決められた割合(法定相続割合)の通りに、この残り半分の財産を分け合っていいのです。
こうしたルールもあるので、生前整理では基本的に「法定相続人とは必ず話し合う」ようにしましょう。そうしないのも自由ですが、しなければ後で遺言状の内容が「半分無効」になる恐れがあります。
生前贈与は専門家に相談を
上記の「遺留分」のルールは、生前贈与のごく基本的な点にすぎません。生前贈与では、他にも注意すべきことが非常に多くあります。
特に「できるだけ相続税・贈与税がかからないように、お子様などに財産を譲る方法」となると、最善の方法を一般の方が考えることはほぼ不可能です。特に高いレベルの節税をしようとする場合、一歩間違うと追徴課税などを受けることもあり、リスクが非常に高くなります。
「法律的に完全に正しく財産を譲る」「その上で節税効果も最大にする」「関係者の誰もが納得できる相続・生前贈与にする」ということを考えると、やはり専門家にご相談いただくのが一番です。
弊社は全国800以上の士業ネットワークを持っており、税理士・弁護士・司法書士など、生前贈与のスペシャリストとも多数提携しています。これらの専門家との連携で最適のアドバイスをさせていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。
また、生前整理については下の記事でも詳しく解説しています。生前整理にご興味がある方は、こちらも参考にしていただけたらと思います。
安さだけで業者を選んではいけない
どんなサービスや商品についてもいえることですが「安さだけ」で選ぶと失敗することが多いものです。それは遺品整理でも例外ではありません。
ここでは、遺品整理の料金が安い業者を探す際の注意点を解説していきます。
「根拠のある安さ」でなければならない
まず1つ目の注意点は「安さの根拠がなければいけない」ということ。「わけあって、安い」は、1980年に無印良品が生み出した有名なフレーズですが、この言葉は本質的です。安いのには当然理由があるわけですが、その理由が「自分にとって問題のないもの」であるとき、初めてその安さがメリットになるのです。
たとえばどんな根拠があるか
これは業者によりますが、主に下のような理由で安さを実現している遺品整理業者が多いものです。
- エリアを限定している
- 広告宣伝費をカットしている(HPだけで宣伝するなど)
- 少数精鋭のスタッフのみで運営している
たとえば1つ目の「エリアを限定する」ことは「商圏が狭くなる」というデメリットもあります。そのため、売上を伸ばすためにはマイナスとなることも多いわけです。
しかし、それでも「低価格で質の高いサービス」を届けようとすると、このような発想になります。エリアを広げると「連携のためのコスト」が高くつくためです。
もちろん、全国展開までできれば、逆に「スケールメリット」によって、料金を安くできることもあります。その段階まで行けばいいのですが、その途中の段階では、エリアを限定する方が低価格を実現しやすいのです。
「少数精鋭」のメリット
「少数精鋭のスタッフ」というのも、やはり受注できる仕事量が減るため、売上が伸びづらいデメリットもあります。代わりに、下のような点でコストがかからず、安い価格でも利益を出しやすくなるのです。
- 小さなオフィスでいい
- 人事・総務のコストがかからない
- 情報共有の無駄がない
- 未熟なスタッフの教育コストがかからない
上記のように、少数精鋭の業者では「あらゆる無駄なコストがカットされる」わけです。こうした業者は安いだけでなく仕事の質も高いため、依頼するお客様の満足度も高くなりやすいでしょう。
免許番号・会社情報なども調べる
遺品整理業者の免許番号は、主に「古物商許可証」です。この正規の免許番号を保有していて、会社のホームページなどで番号を確認できることが重要です。
また、免許番号だけでなく「法人の運営で、その法人の情報が明記されている」ことも信用の基準になります。法人は設立するのも維持するのもそれなりに負担が大きく、代表者は個人の自宅の住所も、登記簿で公開されるというリスクがあります。
つまり「人から恨みを買うような仕事」をする業者は、法人化を避けるのです。逆にいえば、法人化をしているというだけでも、ある程度の信用に値します。「自分の会社を持っていると信用される」というのは、このような点にも理由があるのです。
全体的に情報が多い業者ほど信用できる
免許番号・会社情報は特に重要なものですが、他の内容についても、情報が多い業者ほど信用できるといえます。
- 料金体系
- サービスの詳細
- 遺品整理の知識
上記のような情報をホームページで多く確認できる業者ほど「安くていいサービスをしてもらえる」と期待できるでしょう。
まとめ
遺品整理の費用を安くする方法は、一言でまとめると「信頼できる業者を探す」の一点に尽きます。自分ですべての作業を行うことには限界があり、ある程度は業者に任せなくてはなりません。
そして、安さを売りにする遺品整理の業者はいくらでも存在します。では、それらの業者に依頼すればうまくいくのかといえば、もちろんそうではありません。あくまで「安くていい業者」でなくてはならないのです。
突き詰めれば、これは「低価格でもいい仕事をしてくれるような人格と能力」がある業者を探すことになります。これは要するに「信頼できる業者探し」ということです。
信頼できる業者を探すには、お客様の側の努力もある程度は必要になります。多数の業者を調べるだけでなく、さらに絞り込んだ数社から見積もりを取ることが必須といえるでしょう。
弊社は、お客様に遺品整理をご依頼いただく際には「確実に満足していただきたい」「わずかでも後悔していただきたくない」と、常に考えております。そのため、見積もりのお問い合わせをいただいても、ご契約を急かすようなことはいたしません。
ゆっくりご納得いただけるまで、他社の見積もりとご比較いただけたらと思います。もし他社の見積もりが弊社より安いようであれば、値引きのご相談にも応じさせていただきます。
見積もりは無料ですので、ぜひ電話やメールからお気軽にお問い合わせください。リーズナブルな価格でも、必ずご満足いただける質の高いサービスを提供させていただきます。
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