引っ越しで不用品を処分する方法・6選~大手引越会社・7社の費用相場も解説~
引っ越しでは不用品も多く出ます。「まとめて処分するにはどうしたらいいか」と悩んでいる方もいるでしょう。結論をいうと、不用品の回収業者か、引越会社に依頼するのがおすすめです。
上記のように「ごみの処分があるかないか」で依頼先が分かれます。その他にも、特定の人に高く売れそうな品物があるときなどは、ネットオークションやフリマアプリで売るのもいいでしょう。
この記事ではこれらの選択肢も含め、下の3つの内容を説明します。
引っ越しで不用品の処分を考えている方には、きっと参考にしていただけるでしょう。
- 引っ越しの不用品処分はどうすればいい?6つの方法を解説
- 不用品回収業者に依頼する
- 引越会社に依頼する
- 自治体の粗大ごみに出す
- ネットオークション・フリマアプリで売る
- リサイクルショップ・買取専門店に売る
- 友人・知人・家族にゆずる
- 引越しでの不用品処分の費用相場は?業者の料金から自治体の手数料まで解説
- 服・小物…ダンボール数箱なら無料の業者も
- 家電製品…1品につき4000円~9000円
- 自治体の粗大ごみ…500円~2500円
- アパート・マンションの不用品全て処分…1Rで2.4万円から
- 一軒家(一戸建て)の不用品全て処分…3LDKで18.9万円
- 引越会社は不用品を回収してくれる?大手7社のサービス内容と費用を解説!
- サカイ…あらゆる物を買取可能、大型家具は粗大ごみ
- ヤマト…6年以内の家具家電は買取可能
- ハート…多くの不用品を無料で引き取り
- アーク…ダンボール5箱まで無料引取
- 日通…事前に相談すれば、地域によっては引取り可能
- アリさん…家電リサイクル法対象製品のみ可
- アート…原則非対応(事前に自ら処分しておく)
- 引越しの不用品処分をできるだけ安く抑える方法
- 引越しの不用品処分の方法まとめ
引っ越しの不用品処分はどうすればいい?6つの方法を解説
引越しの不用品を処分する方法は多くあります。ここでは、それぞれの方法のメリットやデメリットも含め、どのようなときに選ぶべきかを解説していきます。
不用品回収業者に依頼する
一番手っ取り早い方法は、不用品回収の業者に依頼すること。こうした業者に依頼するメリットは下記の通りです。
「部屋丸ごとの処分」については、下の記事で詳しく解説しています。
価値のある品物は買取も依頼できる
下のような市場価値のある品物は、買い取りも依頼できます。
- パソコン・家電製品
- ブランド衣類・ブランド家具
- 宝石類・貴金属類
- 骨董品・楽器類
- 農具・工具
他にもさまざまなものがありますが、「価値あるものは大体買い取り可能」と考えてください。弊社は遺品整理と合わせて、通常の不用品回収のサービスもご提供しております。
買い取りにも特に力を入れていますが、詳しい内容は「遺品の買取」のページで解説しています。弊社だけでなく、他の回収業者さんの回収でもある程度共通する内容ですので「業者の買取について詳しく知りたい」という方は、ぜひ参考になさってみてください。
また、骨董品の中でも特に人形・だるま・こけしなどの処分については、下の記事で詳しく解説しています。
すぐに終わる(1時間~半日)
「すぐに終わる」というのも、引っ越しの不用品処分を回収業者に依頼するメリットです。実際にどのくらいで終わるかは、下のような諸条件によって変わります。
- スタッフの人数
- 不用品の量
- 階数(低層階ほどやりやすい)
- エレベーターの有無
- 階段・廊下の広さ
- トラックを駐車できる場所
- 当日の天気
- 買取りの査定があるかどうか
このように、あらゆる要素が関わってきます。そのため、明確な所要時間を出すことはできません。しかし、イメージとしては「自力で作業する場合の6~10倍ほどのスピードになる」と考えてください。
- スタッフ個々人の力量が、一般の方の3倍程度ある
- そのスタッフが2~3人派遣される
このような理由からです。単純に計算すると6~9倍となりますが、わかりやすく「最大10倍」としました。数字は大雑把なイメージですが、要は「自力で処分するよりも相当に早くなる」ということです。
「費用が高い」というデメリットも
このように、自分で不用品を処分するより手軽で便利というメリットがある反面、「費用が高い」というデメリットもあります。単身世帯でも、おおよその相場は2~3万円以上。
そのため、費用対効果を考えお得に不用品回収を依頼することが重要です。むやみに依頼していると高額な請求をされることをもあるため注意しましょう。
引越会社に依頼する
引越しをするということは、不用品処分以外の作業を引越会社に依頼することが多いでしょう。その会社に不要品の処分も依頼するという選択肢があります。
ただ、引越会社の中には不用品回収に対応していないところもあります。また、対応している会社でも「全エリア・全ケースでできるとは限らない」ということが、ホームページに書かれていることが多いものです。
この点も含めて、引越会社による不用品処分のサービスについては、下の段落で詳しく解説しています。
自治体の粗大ごみに出す
そもそも粗大ごみとは、家庭から出る大きなゴミ(自転車や布団、マットレスなど)や家電類(粉砕が必要なもの)などを指します。普通ごみと異なり、専用の処理や粉砕が必要であるため区分けされているのです。
市区町村が回収している品目であれば、粗大ごみとして出せます。どのような品目が粗大ごみになるかは、市区町村によってルールが異なるため注意しましょう。
なお、粗大ごみの処理手数料の目安はこちらの段落で解説しています。
このように、粗大ごみとして出せる不用品であればお得に処分することが可能です。しかし「家電リサイクル法」や「パソコンリサイクル法」の対象となる、冷蔵庫やテレビ、パソコンなどのごみは購入した店に引き取ってもらうなど対応方法が異なります。
粗大ごみの分類でないものは「粗大ごみ」として出せないデメリットがあるため、事前に確認しておきましょう。
また自治体によっては、「予約制」や「月1回収集」「週1回収集」など、自分の予定とかみ合わない収集日の可能性も。業者と異なりスケジュールが立てにくいのも、自治体粗大ごみに出すデメリットといえます。
ネットオークション・フリマアプリで売る
ヤフオク!などのネットオークションや、メルカリ・ラクマなどのフリマアプリで売るのもいいでしょう。特にフリマアプリは「スマホで撮影してそのまま出品できる」ということで、非常に使いやすいサービスです。
リサイクルショップなどと違い、業者の運営コストがかからない分、利益が大きくなります。また、普通の店舗では買い手が見つからないようなマニアックな商品でも、買い手がつく可能性があるでしょう。
反面、買い手がつくとは限らない、ついても支払いや発送でトラブルになることがあるというデメリットもあります。特に怖いのは発送トラブルで、破損していなかったのに「破損していた」という「言いがかりをつけられることもあります。買い手が自分でうっかり壊してしまった場合などに、このような主張をするわけですね。
基本的に「間に業者を通さない」というのは、どんな分野でもリスクがあるもの。それを理解した上で、売れそうな不用品は売ってみるというスタンスがいいでしょう。
リサイクルショップ・買取専門店に売る
リサイクルショップに持ち込む、あるいは買取専門店に訪問買取りを依頼する、という方法もあります。単純に価値のあるものを買取りに出したいというだけなら、この方法はおすすめです。
しかし「引越しの不用品をまとめて処分したい」というときには、少々不向きな方法といえます。理由は下記の通りです。
- 「価値のないゴミ」は処分できない
- リサイクルショップなら「持ち込む労力」がかかる
- 訪問買取は業者のコストがかかっている分、買値が安い
リサイクルショップにしても買取専門店にしても、あくまでリサイクル料金や買取りのみが仕事であるわけです。つまり質屋と同じで「価値のある品物しか扱えない」といえます。
そのため、そうした品物だけを処分したいならいいのです。しかし、実際には引越しの不用品は「大半がゴミ」でしょう。それもまとめて処分するとなると、処分も買取も両方できる不用品回収の業者が有利といえます。
友人・知人・家族にゆずる
価値のある不用品なら、友達や知り合い、家族や親戚などにゆずるのもいいでしょう。もちろん「ありがた迷惑」にならない範囲で行う必要があります。
特に相手との人間関係や、相手の性格によっては「断りたいのに断れない」ということもあるでしょう。そのように「無理やり受け取らせる」ことがないよう、相手が断りやすいように話を持ちかけてください。
遺品整理に伴う引越しの場合
親御さんなどが亡くなった場合の遺品整理を伴う引越しの場合、不用品を誰かにあげる儀式として「形見分け」があります。形見分けについては下の記事を参考にしていただけたらと思います。
引越しでの不用品処分の費用相場は?業者の料金から自治体の手数料まで解説
不用品の処分でも「いくらかかるか」という点は特に気になるところでしょう。ここでは、業者に依頼する場合の料金から、自治体の処理手数料まで、総合的に説明していきます。
服・小物…ダンボール数箱なら無料の業者も
服や書籍・CDなどの小物であれば「ダンボール数箱なら無料」という引っ越し業者も存在します。たとえばアーク引越センターは5箱まで無料です。
ダンボールのサイズは?
引っ越しで使われるダンボールで一般的なサイズは、下の3種類があります。
- Sサイズ…3辺合計100cm
- Mサイズ…3辺合計120cm
- Lサイズ…3辺合計140cm
基本的には、このMサイズと考えましょう。3辺それぞれの長さを書くと下記のようになります。
- 横幅…52cm
- 奥行…32cm
- 高さ…31cm
こうしたルールは、最終的には業者によります。また、中に詰めるものによっても変わるでしょう。
たとえば「全部書籍」なら、小さな箱でないとNGになると思われます。大きな箱では底が抜けてしまうためです。逆に衣類は軽いため、Lサイズなどの大きな箱でも良い可能性があります。
家電製品…1品につき4000円~9000円
家電製品の中でも、エアコンや冷蔵庫などは「家電リサイクル法」の対象となります。この法律では、その製品を処分するのに全国一律のリサイクル料金が必要です。
その金額が「約1000円~5600円」です。そして、業者が引き取るための手数料として、1品につきプラス3000円ほどかかります。この両者の金額を合わせて「4000円~8600円」となるわけです。8600円を9000円として見ると、おおよそ「4000円~9000円」となります。
業者が1品につき3000円ほどの手数料をとるというのは、サカイ引越センターの家電回収のサービスを参考にしています。
自治体の粗大ごみ…500円~2500円
自治体の粗大ごみの処理手数料は、当然ながら市区町村によって異なります。しかし、おおむね500円~2500円程度といえます。
たとえば、弊社が本店を置く埼玉県さいたま市では、下のようなルールになっています。
品目 | 手数料 |
---|---|
一般の粗大ごみ | 540円 |
マットレス(スプリング入り) | 2160円 |
1人用ソファ(スプリング入り) | 1080円 |
2人用ソファ(スプリング入り) | 2160円 |
物干し台 | 1080円 |
バッテリー(鉛) | 1080円 |
タイヤ(1本) | 1080円 |
ホイール(1本) | 1080円 |
※さいたま市「粗大ごみ・特定適正処理困難物の出し方」の表を、当サイトが編集したもの
さいたま市では、ほとんどの粗大ごみが「一般の粗大ごみ」になります。最大辺または直径が90cm以上、2m未満のごみという条件です。
ベッド・机・タンス・自転車・スキー版など、あらゆる品目が540円で回収してもらえます。そのため、大都市では「ほとんどの粗大ごみが500円ちょっと」と考えていいでしょう。
アパート・マンションの不用品全て処分…1Rで2.4万円から
アパートやマンションからの引っ越しの場合、ワンルームで2万4000円程度からが相場となります。これは弊社・みらいプロセスの料金ですが、間取りごとに下の表のようになっています。
間取り | 回収料金 |
---|---|
1K | 24,000円~ |
1DK | 54,000円~ |
1LDK | 69,000円~ |
2DK | 99,000円~ |
2LDK | 119,000円~ |
3DK | 139,000円~ |
3LDK | 149,000円~ |
弊社は業界最安値宣言をしており、全国的に見ても安い料金設定です。他社様の場合はこれよりもやや高くなるとお考えください。
(詳しくは「費用のご案内」のページをご覧いただけたらと思います)
一軒家(一戸建て)の不用品全て処分…3LDKで18.9万円
一軒家からの引っ越しで、家の中の不用品をまるごと処分する場合、18.9万円が相場となります。これは、一軒家でもっとも多い間取りの「3LDK」の場合です。これより部屋数が少なければ安く、多ければ高くなると考えてください。
この相場は47都道府県・92社の費用を調査して出した平均値です。詳しくは下の記事を参考にしていただけたらと思います。
引越会社は不用品を回収してくれる?大手7社のサービス内容と費用を解説!
不用品の処分は、もともと引越会社の仕事ではありません。そのため、大手でもほとんど対応していない会社がいくつかあります。
大手7社がどのように不用品の処分・買取に対応しているかをまとめると、下記の通りです。上から順にサービスが充実しています。
会社名 | 対応状況 |
---|---|
サカイ | あらゆる物を買取可能、大型家具は粗大ごみ |
ヤマト | 6年以内の家具家電は買取可能 |
ハート | 多くの不用品を無料で引き取り |
アーク | ダンボール5箱まで無料引取 |
日通 | 事前に相談すれば、地域によっては引取り可能 |
アリさん | 家電リサイクル法対象製品のみ可 |
アート | 原則非対応(事前に自ら処分しておく) |
以下、各社のサービスの詳細です。
サカイ…あらゆる物を買取可能、大型家具は粗大ごみ
画像引用元:サカイ引越センター
サカイ引越センターでは、下のようなシステムで不用品処分のサービスを提供しています。
以下、それぞれのサービスについて詳しく解説していきます。
家電製品
家電リサイクル法の対象となる下記の家電は、リサイクル料金+3000円(税別)で回収しています。
- エアコン
- テレビ
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- 衣類乾燥機
「リサイクル料金」とは?
画像引用元:リサイクル料金一覧表(RKC一般財団法人家電製品協会)
これはRKCが定めている料金です。RKCは「一般社団法人・家電製品協会」の略です。上のリンク先に、画像のような料金表があります。
たとえば画像の一番上の段では「パナソニック」製品の回収料金が書かれています。品目ごとに下のような金額です。
エアコン | 972円 |
---|---|
テレビ(ブラウン管式) | 21型…1296円/22型…23761円 |
テレビ(液晶・プラズマ式) | 51型…1836円/52型…2916円 |
冷蔵庫 | 31型…3672円/32型…4644円 |
洗濯機 | 2484円 |
このように、品目別の回収料金がメーカーごとに決められています。これは自分で電気店などに持ち込むときも、必ず支払う費用です。
処分をサカイに依頼する場合は、サカイがその持ち込み作業を負担します。その金額が3000円ということです。
(たとえばエアコンなら972円+3000円で、3972円となります)
不用品買取
画像引用元:不用品買取サービス(サカイ引越センター)
サカイは、ブランド品やリサイクル法対象外の家電製品についても、買い取りをしています。上の画像の通り、下のような品目すべての買い取りに対応可能です。
- 生活家電・AV機器
- 衣類・ファッション小物
- 生活雑貨
- ベビー用品
- 工具
- ギフト品・金券
基本的に、リサイクルショップや質屋、金券ショップなどが買い取るものは「何でも買い取り可能」といっていいでしょう。もちろん、実際に買い取りしてもらえるかどうかは査定の結果次第です。しかし、品目としてはどんなものにも対応しているということです。
大型家具(タンス・ソファーなど)
サカイでは、大型家具の引き取りはしていません。上の段落で説明した「不用品買取」の公式ページを見ても、家具の買い取りについては書かれていません。
そのため、自ら市区町村のルールにしたがって「粗大ゴミ」として処分する必要があります。
エリアによっては、委任状を書けばサカイが処分してくれる
ただし、エリアによっては委任状を書くことでサカイに処分してもらえます。サカイがあなたの代わりに粗大ゴミとして出すということです。これは下の記述でわかります。
タンスやソファー等の不用品は、市町村が行う粗大ゴミの収集にお出しください。 処分方法は市町村によって異なります。ページ下部の連絡先から、お住まいの市町村へお問い合せください。また、当社でも委任状を頂戴することで、不用品をお引き取りできるエリアもございます。
処分品・不用品について(サカイ引越センター)
太字のように「委任状をもらえば不用品を引き取れるエリアもある」と書かれています。サカイで引っ越しをしようとしている方は、粗大ゴミを自分で処分する前に、この方法が使えるかを確認するといいでしょう。
ピアノ
サカイは「ヤマハピアノサービス」と提携しています。同社が買い取りや処分の査定をする仕組みです。詳しくは、フリーダイヤルの「0120-138-444」で問い合わせできます。
ヤマト…6年以内の家具家電は買取可能
画像引用元:ヤマトホームコンビニエンス
クロネコヤマト(ヤマトホームコンビニエンス)も、不用品の買い取りに対応しています。公式サイトで、買い取りできるもの・買取できないものが明記されているため、その情報を紹介します。
買い取りできるもの
ヤマトで買い取り可能なもの(一例)は、品目ごとに下のような条件となっています。
家電類 | 洗濯機など(製造から6年以内) |
---|---|
家具類 | 購入から6年以内 |
雑貨類 | 品物による |
具体的な品目については、公式サイトで一緒に掲載されている下の画像が参考になるでしょう。
画像引用元:不用品買取サービス内容(ヤマトホームコンビニエンス)
見ての通り、テレビ・テーブル(机)・椅子・冷蔵庫・食器棚が描かれています。これらや、それに類する家具家電であれば、買い取りの対象になりやすいということです。
買い取りできないもの
ヤマトで買取不可なものの例は、下記の通りです。
家具類 | 布生地製品(布団・マットレス・カーテン・カーペットなど) |
---|---|
家電製品 | パソコン・ブラウン管テレビ・OA機器・プリンター・エアコン・ヒーター・ストーブ・こたつ・ガスコンロあんど |
貴重品 | 絵画・骨董品・美術品・金券・ギフト券・貴金属 |
ファッション | 衣類・靴・バッグ |
趣味・スポーツ | スノーボード・スキーセット・ゴルフセット・電子オルガン・ゲームソフト・健康器具など |
ハート…多くの不用品を無料で引き取り
画像引用元:不用品引取りサービス(ハート引越センター)
ハート引越センターは上の画像の通り「不用品を無料で引き取る」サービスを提供しています。もちろん、すべての不用品を無料で引き取ってくれるわけではありません。
「品物のコンディションによっては、無料で引き取れないことがある」と書かれています。その場合は有料での引取りとなるでしょう。
ハート引越センターの営業エリア
「不用品を無料で回収してもらえる」と聞くと、「ぜひ依頼したい」と思う人もいるでしょう。そこで気になるのは「ハート引越センターの営業エリア」かと思います。
まず地図で見ると、下の赤丸がついている場所となります。
画像引用元:営業所一覧(ハート引越センター)
地域ごとの営業所の名前を一覧にすると下記の通りです。青文字のリンクがある都道府県は、弊社サイトの個別ページにジャンプします。各都道府県の遺品整理事情と弊社のサービスについて書かれたものです。
北海道 | 札幌・帯広・函館 |
---|---|
東北 | 青森・盛岡・仙台・郡山 |
関東 | 埼玉・東京・千葉・群馬・茨城・栃木・多摩・横浜・横須賀・厚木・千葉東 |
北陸甲信越 | 長野・新潟・金沢 |
東海 | 静岡・岐阜・名古屋・名古屋東・浜松 |
近畿 | 京都・大阪・奈良・南大阪・神戸・尼崎 |
中国 | 岡山・広島・山口・松江 |
四国 | 高知・高松・松山 |
九州 | 福岡・熊本・鹿児島・長崎 |
アーク…ダンボール5箱まで無料引取
画像引用元:アーク引越センター
アーク引越センターでは、洋服・書籍・CDなどの不用品を、ダンボール5箱までという条件で無料引取りしています。
作業は、無料のダンボール(5箱まで)に荷物を詰め込むだけ。その後は無料で集荷・査定を行います。お手軽かつお得に不用品を処理しましょう。(中略)弾かなくなったピアノの高価買取も行っています。電話で簡単に、買取価格をご案内しますので、ぜひご活用ください。
不用品の買取(アーク引越センター)
ピアノも高額で買い取ると書かれているため、特にピアノが自宅にある方は、他の引越会社と合わせて、アーク引越センターの見積もりもとってみるといいでしょう。
日通…事前に相談すれば、地域によっては引取り可能
画像引用元:日本通運(引っ越し)
日通(日本通運)は、事前に相談しておけば「粗大ゴミ」に関しては引き取ってもらえます。地域によってはできないこともあるので、その点は事前に理解しておいて下さい。
不用家財(粗大ゴミ)の処分を希望される場合は、事前にご相談ください。地域によりましてはお受けすることができない場合がございます。生ゴミ等の生活ゴミはお客様にて処分をお願いいたします。
不用品(粗大ゴミ)のお引取り(引っ越しは日通)
上記の通り「生活ゴミは不可」となっています。生ゴミや燃えるゴミなど「普通のゴミ」については、事前に自分で処分しておきましょう。
アリさん…家電リサイクル法対象製品のみ可
画像引用元:アリさんマークの引越社
アリさんマークの引越社は「家電リサイクル法」の対象製品のみ、処分を引き受けています。エアコン・洗濯機・冷蔵庫・テレビなどの主な家電です。これは下の記述でわかります。
当社は業界で初めて「家電リサイクル券」の取扱いを始めました。対象家電製品の処分をお考えの方は、遠慮なく営業マンまでご相談ください。(お引越し当日のお申し込みもお受けできますので、お気軽にお申し付けください。)
いらない電化製品を処分するためには「家電リサイクル券」が必要です。(アリさんマークの引越社)
回収できる品目は少ないものの「当日の申し込みでもOK」というのは便利な点です。ただ、リサイクル法の対象でない家電製品や粗大ごみ、通常のごみなどの不用品はすべて回収できないという点には注意しましょう。
引越会社は基本的に不用品を処分する会社ではないのですが、アリさんマークの引越社もその伝統的なスタイルで営業しているといえます。
アート…原則非対応(事前に自ら処分しておく)
画像引用元:アート引越センター
アート引越センターは、不用品処分についてはまったく対応していません(もちろん、引越会社の本来の業務ではないので、悪いことではありません)。
これは下の記述でわかります。
事前に地方自治体などの大型ゴミ回収や、廃品回収業者などに早めに連絡し、もっとも費用がかからない方法で廃棄を依頼してください。お引越し先まで費用をかけて不用物を運び、使わないで破棄することは無駄な出費となります。
不用品の処分について。(アート引越センター)
要点をまとめると下記の通りです。
- 事前に自ら処分しておいてください
- 引っ越し当日に不用品があると、引越し先に運ぶことになります
- そして、引越し先であらためて(お客様が)処分することになります
- 無駄な出費なので、引っ越し当日より前に処分しておいてください
このため、引っ越しでアートを利用するのであれば、事前に不用品を自力で処分しておく必要があります。
引越しの不用品処分をできるだけ安く抑える方法
不用品は、譲る人がいればその人に譲ることでお金はかからず処分できます。しかし全ての不用品を譲って処分できるわけではありません。
譲る人がいない品物の場合は、以下の方法で安く抑えることができます。
服・小物 | 引っ越し業者 |
---|---|
家電製品 | リサイクルショップ・オークション |
粗大ごみ | 自治体 |
これらの不用品処分がうまくかみ合えば、最も安くお得に引っ越しの不用品を処分できます。
しかし、それぞれ別々の方法であるため手間がかかるというデメリットも。また、利用する引っ越し業者やショップなどによっては必ずうまくいくとは限りません。
そういった手間かけたくない面倒な人は、不用品業者に頼むのが一番おすすめです!安く処分する方法より費用はかかりますが、ほぼ手間いらずで好きなタイミングを選び不用品を処分できます。
引越しの不用品処分の方法まとめ
メリット | デメリット | |
---|---|---|
不用品回収業者 | 丸ごと処分可能 価値のあるものは買取も すぐ終わる |
費用が高い |
引っ越し業者 | 引っ越しと一緒に依頼できる | 会社によっては対応していない場合も |
自治体 | 安く処分可能 | 粗大ごみ以外は処分できない スケジュールが立てにくい |
オークション・フリマアプリ | 使いやすい コストがかからず利益が大きい |
買い手が付かないことがある 発送の手間やトラブルの可能性も |
リサイクルショップ | 訪問買取で便利に買い取り | 価値のないものは買い取できない |
知り合いに譲る | お金がかからない | いらないものを押し付けてしまう可能性 ありがた迷惑になってしまう |
不用品回収はやや費用がかかるものの、手間がかからず楽に不用品処分できます。そのため不用品回収業者は「とにかく楽に自分の予定で不用品を処分したい」という人こそ依頼するのがおすすめです。
引っ越しは、単身でもファミリーでも「意外と大変」なもの。特に不用品の処分のような「一見、非生産的な作業」は軽視されがちですが、想像以上に難しいものです。能力や経験値も必要であり、費用もかかります。
そのように重要な仕事ではあっても、お客様の本業や家事・育児などの妨げになってしまうのも事実です。そうした妨げをなくし、お客様でなければできないお仕事や、より楽しいことに時間を使っていただくのが、弊社のミッションと考えています。
そうしたミッションを意識しながら、リーズナブルな料金で丁寧なお手伝いをさせていただきます。お見積りやご相談はすべて無料で、お支払いはクレジットカード決済も可能です。
(カードのブランドはVISA・MasterCard・JCB・AMERICAN EXPRESSに対応しております)
費用面も含めてどのようなご質問でも歓迎ですので、まずはお気軽にお問い合わせいただけたらと思います。お客様のお引越しのお手伝いをさせていただけることを、スタッフ一同心待ちにしております。
遺品整理のみらいプロセスの対応エリア
遺品整理みらいプロセス にお任せください
遺品整理みらいプロセスは、埼玉・東京・千葉・神奈川の遺品整理、生前整理なら即日にお伺い出来ます。お急ぎの方、現場にはいけない遠方の方など、是非ご相談下さい。