生前整理/老前整理

生前整理をするメリット

生前整理のメリットの1つは、人生を見直すきっかけになること。もちろん、生前整理をする段階での残りの寿命は人それぞれです。「あと10年は生きられそう」という方もいれば「医者から余命3カ月といわれた」という方もいるでしょう。

しかし、どのような状況にしても「自分がどう生きてきたか」を見つめ直すことができます。これは、残された時間が少ない方にとっても、自分の気持ちを整理して穏やかに旅立つ上で、大きなプラスとなるでしょう。

そして、まだ残された時間がある方にとっては「これから亡くなるまでの時間をどう生きるか」という、人生の最後の指針を考える時間になるかと思います。いずれにしても、生前整理を通して人生を見つめ直すことには、大きな意義があるのです。

生前整理のもう1つのメリットは「結果的に健康が改善され、寿命が延びることも多い」という点です。「もういつ死んでも家族に迷惑がかからない」という体制を整えると、多くの方はそれでストレスが軽減されます。それで体が健康になり、結果として想定より長く生きられるというケースも多いのです。

老前整理については、生前整理以上に「人生を見直すメリット」が大きいでしょう。40代や50代など、残された時間がたっぷりある方がほとんどだからです。人生の中間地点で一度身辺を整理することで「自分の人生で本当に必要なもの、そうでないもの」を明確に区別できるようになるでしょう。

このように、生前整理・老前整理には大きなメリットがありますが、メリットはこれだけに留まりません。他のメリットについても、当社のサービスと絡めてお話ししていきます。

相続トラブル・相続放棄のお悩みも協力弁護士が解決します

生前整理の段階で、すでに亡くなられた後の相続トラブルや相続放棄を予想できる、ということもあるでしょう。これらのお悩みについても、みらいプロセスの協力弁護士が親身にサポートさせていただきます。

法律的な知識を提供する、書類などを作成するといったお手伝いは当然のこと。当社の協力弁護士は、それを上回る「すべての関係者にとってベストとなる相続の形」をご提案させていただきます。法律に精通した弁護士がアドバイスさせていただくことで、通常では見つからないような良い解決策が見つかる可能性が高まるでしょう。

相続時に家族の負担を軽減できるから

どんな家庭でも、ご家族のお一人が亡くなれば、それだけで大変なもの。お通夜・葬儀の手配から、当日の式典・事後処理…。やるべきことが突然、山のように襲ってきます。

このような状態で、ただでさえ争いになりやすく、法律的な知識も必要になる相続について話し合うのは極めて難しいもの。これを事前に「亡くなる人の側」でまとめておくことで、ご家族の負担も大きく軽減されます。負担が小さくなるだけでなく、残されたご家族同士の関係を良好なまま保つことにもつながるでしょう。

いらないものを現金化できるから

生前整理をすれば、不用品をより有利な条件で現金化できます。特殊なアイテムを除けば、不用品の売却は「早いほど高値がつく」もの。このため、亡くなってから売却するより、生前に売却しておく方が有利なのです。

また、余裕のある状態で買い取りの交渉をできるのもメリット。ご家族が亡くなられた後のバタバタした状態では、何軒もの業者に対して買い取り交渉をするような余裕はないでしょう。しかし、生前整理なら落ち着いた状態でゆっくりと、複数の業者に交渉できます。