遺品整理業者と不用品回収業者の違いとは?
故人がアパートやマンション、一戸建てなどの部屋の一室で死亡してしまった場合、残された遺品を整理していかなければいけません。スマートフォンで遺品を整理できる業者を探しだすと、遺品整理業者と不用品回収業者をよく見かけます。
遺品整理業者と不用品回収業者の明確な違いがわからず、どちらに仕事を依頼しても同じだと思い込んでいる方もいるでしょう。もしかして、故人の遺品整理を依頼するにあたって、下記のようなことで悩んでいませんか?
- 遺品整理業者と不用品回収業者では、どのような違いがあるのかを知りたい・・・。
- 業務内容の違いや取り扱う物品の違いについて把握しておきたい・・・。
- 遺品整理業者と不用品回収業者の違いについて理解し、自分で適切な方を選びたい・・・。
この記事では、遺品整理業者と不用品回収業者の具体的な違いについてプロが詳しく解説していきます。これから故人の遺品整理を検討している方にとって、非常に参考になるでしょう。
- 遺品整理業者と不用品回収業者の違いとは?
- 遺品整理業者の業務内容
- 不用品回収業者の業務内容
- 物品の処分に対する考え方の違い
- 処分業務の流れに関する違い
- 遺品整理で不用品回収業者を呼ぶリスクとは?
- 故人の遺品であることを考えて作業してもらえない
- 銀行口座などの貴重品を処分される
- 不動産など相続について相談できない
- リフォームについて相談できない
- 特殊清掃をしてもらえない
- 遺品整理業者と不用品回収業者なら、どっちがおすすめ?
- 遺品整理業者へのお問い合わせが必要な人
- 不用品回収業者へのお問い合わせが必要な人
- 故人の遺品を整理するなら、遺品整理業者に相談しよう!
- 訪問見積もりに対応しているかをチェック
- 遺品整理士が在籍しているかをチェック
- 明瞭会計となっているかをチェック
- 一般廃棄物収集運搬許可証の取得の有無をチェック
- 誠実な対応とオプションの有無をチェック
- 他社の遺品整理業者とサービスの違いをチェック
- 遺品整理の不用品回収で格安な業者を探す5つのポイント
- 間取り別の基本料金を比較する
- 基本料金に含まれるサービスを比較する
- オプションの金額や買取サービスも比較する
- 5社程度に電話・メールで相談する
- 2~3社の現場見積りを取り決定する
- まとめ
遺品整理業者と不用品回収業者の違いとは?
遺品整理業者の存在について知ることなく故人が死亡してしまった場合、本来なら親族同士で話し合いながら自分たちで遺品の整理を進めていかなければいけません。しかし、遺品整理業者と不用品回収業者の協力を得ることで、想像以上に楽に片付けられます。
遺品整理業者と不用品回収業者の違いを知るにあたって、大切なことは下記のことです。
- 遺品整理業者の業務内容。
- 不用品回収業者の業務内容。
- 物品の処分に対する考え方の違い。
- 処分業務の流れに関する違い。
これらのことが明確に把握できれば、それぞれの業者の違いについて、よくわかるようになります。サービスを利用するには、お金がかかるため、その違いについて明確に理解していきましょう。
遺品整理業者の業務内容
遺品整理業者は、依頼者の自宅にある物品を遺品と考え、処分予定の物品でも丁寧に取り扱い作業を進めます。捨てるものと残すものの分類や貴重品の探索について相談すれば、要望通りの仕事をしてくれます。
必要のない不用品の処分業務にとどまることなく、故人と心の整理をつけるため、遺品を供養するサービスも提供しています。このように、遺品整理業者の業務内容の対応範囲は広く、あらゆる要望に柔軟に対応してくれます。
遺品整理業者は、不用品回収業者と比較するとサービス内容の範囲が広いという理由から費用が高くなりがちです。しかし、特殊清掃を含めた業務まで依頼できるため、費用だけでは判断できないことがたくさんあります。
不用品回収業者の業務内容
一方で、不用品回収業者は、室内に置かれている物品に対して、遺品であるということは一切考慮しません。売却時に価値のあるものについては、大切に扱ってくれる可能性が高いですが、基本的には不用品としてすべて取り扱われます。
そのため、故人との思い出の品やお互いの絆を感じるような遺品は、処分されてしまう可能性が高いです。そのため、不用品回収業者に仕事を依頼する前に、大切な遺品については自分で回収しておく必要があります。
また、遺品として取り扱ってくれないため、どうしても作業が雑に感じてしまうことがあります。なぜなら、仕事の効率を重視しているからです。そのため、処分するものが明確であるのなら、遺品整理業者ではなくて不用品回収業者の方が不用品をお得に処分できる可能性が高いです。
物品の処分に対する考え方の違い
遺品整理業者と不用品回収業者の決定的な違いは、遺品に対する考え方にあります。遺品は、故人が残してくれた大切な物品です。たとえ、売却価値がなかったとしても、故人が愛用していたことを想像すれば、すべてのものが愛おしいようにも感じます。
遺品整理業者は、依頼者が感じている遺品に対する愛おしい想いをくみ取り、丁寧に取り扱います。しかし、不用品回収業者は、不用品の回収業務を主な仕事としているため、遺品であることを考慮しません。
そのような遺品に対する向き合い方や取り扱い方に大きな違いがあるように感じます。
処分業務の流れに関する違い
遺品整理業者は、故人の亡くなった部屋を片付けるスペシャリストであるため、強い死臭の漂う空間であっても迅速に片付けられます。特殊清掃士の資格を取得していることが多く、腐敗体液によって床材が汚れていても、問題なく片付けられます。
しかし、不用品回収業者は、強い死臭の漂う空間には侵入できません。なぜなら、専用の防護服がなければ、雑菌などによって健康を害してしまう恐れがあるからです。そして、不用品回収業者は、腐敗体液のある場所を掃除することはできません。
弊社では、不動産相続などの問題を解決するため、法律の専門家に相談できる体制を整えていますが、不用品回収業者には、そのようなことは相談できないでしょう。
遺品整理で不用品回収業者を呼ぶリスクとは?
本来ならば、遺品整理業者を呼ぶべきであることがわかっていても、不用品回収業者の方が、値段が安いという理由で、気持ちがかたむきはじめているという方もいるでしょう。遺品整理で不用品回収業者を呼ぶリスクとして、下記のことが考えられます。
- 故人の遺品であることを考えて作業してもらえない。
- 銀行口座などの貴重品を処分される。
- 不動産など相続について相談できない。
- リフォームについて相談できない。
- 特殊清掃をしてもらえない。
ここでは、不用品回収業者に遺品整理を依頼するリスクについて、ひとつずつ確認していきます。
故人の遺品であることを考えて作業してもらえない
不用品回収業者は、あくまでも依頼人の自宅で必要のなくなったものを処分するために仕事をしています。そのため、不用品についてはほとんど思い入れがありません。そのような考え方の違いから、作業が雑に見えてしまうということがあります。
残された遺品によっては、形見分けとなる大切なものであったり、心を込めて選別してほしいと思うものもあるでしょう。そのような目に見えない思いを、しっかりとくみとって遺品整理をしてほしい場合は、遺品整理業者に仕事を相談することをおすすめします。
銀行口座などの貴重品を処分される
世の中には、不用品回収業者以外にも町の便利屋さんという人たちもいます。専門的な資格を取得して仕事をしている人もいますが、無許可でやっている人もいます。そのような人たちが、室内の片付けに着手すると、銀行口座や土地の権利書など、さまざまな貴重品などを処分されてしまう可能性があります。
遺品整理業者では、そのようなものを厳重に取り扱っているため、処分してしまう可能性は限りなく低いです。言い換えれば、故人が所有していた財産的価値のあるものを見分ける力をもったプロフェッショナルが仕事に従事しているため、相続などの資産のかかわる問題でも安心して相談できます。
不動産など相続について相談できない
一般的に、不用品回収業者は、土地の権利書や管理しているアパートやマンションなどの相続については相談できません。あくまでも不用品の処分や売却に関する相談に限られます。
しかしながら、遺品整理業者は、不動産の管理や売却に関する相談を数多く受け付けるため、今後の運用方針について相談できることがあります。必ずしも、不動産の相続について相談できるというわけではありませんが、少なくとも弊社では不動産に強い法律の専門家がいるため、安心してご相談いただけます。
また、保有する資産に関することを他人に相談することになるため、相談先はきっちりと選ぶようにしてください。遺品整理業者であれば、そのような大切な情報を口外されることがないため、周囲に言えないような内容でも安心してご相談いただけます。
リフォームについて相談できない
不用品回収業者に相談してしまった場合、壁紙のリフォームについては相談できません。なぜなら、あくまでも不用品を回収することが仕事だからです。特に、対人関係のもつれから殺人現場となってしまったり、故人が自殺によって自ら命を絶ってしまった場合は、遺品整理業者に相談してください。
腐敗体液が壁や床にびっしりと付いている状態でも、リフォームできる可能性が高いです。リフォームすれば、故人が死亡したことを感じさせない状態へと室内を戻すことができます。
死後、数ヶ月が経過しており、死体の腐敗状態が酷く、室内の全面がカビによって汚れていても、壁紙を張り替えれば、以前のように住めるため、どのような問題を抱えていても遺品整理業者に相談しましょう。
特殊清掃をしてもらえない
不用品回収業者には、特殊清掃を実施するスキルはありません。また、便利屋でも、特殊清掃は担当できません。特殊清掃が必要な現場は、非常にショッキングなことが多いです。遺品整理業者なら、他業者では断られてしまうような案件でも確実に対応できます。
風呂場やトイレの個室、リビング、和室など、どのような場所で死亡していたとしても、特殊清掃によってすべてキレイに片付けられます。特殊清掃が必要な現場は、強い死臭が漂っていることが多いため、隣人へ注意を払いながら作業を進めることが求められます。
特に、風呂場の特殊清掃は、専用の道具がなければ、迅速に片付けることができないので、遺品整理業者に相談してください。個人の勝手な判断で掃除をしてしまうと腐敗体液が排水管につまってしまうため注意してください。
遺品整理業者と不用品回収業者なら、どっちがおすすめ?
遺品整理業者なら、どのような状況でも対応できることを知り、利用したいという気持ちが強くなってきたかもしれません。しかし、不用品回収業者の利用で十分という方も確かに存在します。これまでの依頼者の方は、大きく下記の2つに分類されます。
- 遺品整理業者へのお問い合わせが必要な人。
- 不用品回収業者へのお問い合わせが必要な人。
ここでは、どのような人が遺品整理業者にお問い合わせをするべきなのか、一方で、どのような状況なら不用品回収業者で十分なのかについて確認していきます。
遺品整理業者へのお問い合わせが必要な人
私たちは、遺品整理のプロフェッショナルとして数々のお客さまとお付き合いをしてきました。その中でも、下記のような特徴を持ったお客さまは、遺品整理業者を利用すべきだと感じました。
- ほとんどのものが不用品でも、遺品として大切に扱ってほしい人。
- どのような方法で遺品整理を進めればよいのかわからない人。
- 親戚が県外に住んでおり、遺品整理の時間を確保できない人。
- 自分の生きているうちに、早めに形見分けをしておきたい人。
- アパートやマンション、一戸建てなど、他人に賃貸しているような不動産を所有している人。
- 思い出の品々の分け方や処分方法についてアドバイスがほしい人。
- 遺品の中から売却価値のあるものを見極めてほしい人。
- 親族同士で遺産相続をめぐったトラブルにならないように、トータルサポートしてほしい人。
上記のような特徴に当てはまる方は、遺品整理業者のサービスを利用することで非常に満足されるでしょう。上記のような悩みや問題は、不用品回収業者では解決できないケースが多いため、専門的な知識を持った遺品整理業者にご相談ください。
不用品回収業者へのお問い合わせが必要な人
一方で、遺品整理業者ではなく、不用品整理業者へのお問い合わせが必要な方とは、どのような人なのでしょうか?下記のような方は、不用品回収業者を利用すべきだと感じました。
- 自宅にある粗大ゴミなどの不用品だけを処分してほしい人。
- 特殊清掃が必要な環境ではなく、売却価値があるのか故人の遺品の見極めをしてほしい人。
- 少しでも値段を抑えて、故人が所有していた不用品を処分したい人。
- こたつなどの大型の不用品を自宅から搬出し、処分したい人。
- 膨大なゴミがたまっており、今すぐにゴミ屋敷問題を解決したい人。
故人が自宅の一室で死亡しているのであれば、ほとんどの場合、特殊清掃が必要なケースが多いです。費用面が安いという理由で不用品回収業者に相談した場合、腐敗体液による強い死臭が室内に残ってしまう可能性が高いため、できるだけ早く遺品整理業者を呼びましょう。
もし、特殊清掃が必要ではなく、不用品の処分だけを依頼したいという方は、低コストで利用できる不用品回収業者を利用しましょう。
故人の遺品を整理するなら、遺品整理業者に相談しよう!
遺品整理業者を利用するべきであることがわかったとしても、ほとんどの方がサービスの利用経験がないと思います。もし、遺品整理のプロフェッショナルである私たちが業者を選定するのであれば、下記の部分をチェックします。
- 訪問見積もりに対応しているかをチェック。
- 遺品整理士が在籍しているかをチェック。
- 明瞭会計となっているかをチェック。
- 一般廃棄物収集運搬許可証の取得の有無をチェック。
- 誠実な対応とオプションの有無をチェック。
- 他社の遺品整理業者とサービスの違いをチェック。
ここでは、遺品整理業者を選定するにあたり、どのようなポイントをチェックすれば良いのかについて、詳しく確認していきます。
訪問見積もりに対応しているかをチェック
遺品整理業者に見積もりをとる際、必ず訪問見積もりに対応してもらえるかをチェックしてください。訪問見積もりに対応してもらえない場合、高額請求をしてくる悪徳業者である可能性があります。
必要以上に費用を請求されたくなければ、自宅訪問を快く受け入れてくれる業者に見積もりを依頼することが大切です。実際に、遺品整理というものは、口頭やメール、電話などでは、伝えることが難しいケースが多いです。
事前に、形見として残しておきたいものや高価買取してほしいもの、室内から見つけだしてほしいものがある場合は、訪問見積もりで詳しく伝えておくと手続きがスムーズに進みます。
遺品整理士が在籍しているかをチェック
優良な遺品整理業者には、遺品整理士が在籍しています。遺品整理士とは、一般社団法人遺品整理士認定協会が認定した人物だけが証明できる資格です。そのため、遺品整理業者に、遺品整理士が働いているかどうかを確認してください。
遺品整理士の資格があれば、遺族と真正面から向き合って遺品整理をするだけでなく、産業廃棄物やリサイクルなどを含めた廃棄に関する知識を利用しながら、正しい手順で遺品整理を進められるようになります。
残念ながら、遺品整理という業界は、まだまだ法整備が遅れている世界です。その結果、数多くの悪徳業者が存在しています。そういった世界をなくすためにも、遺品整理士に相談することで、適正価格で仕事をお願いすることができます。
明瞭会計となっているかをチェック
見積もりの明細をもらった際、明瞭会計となっていなければ警戒した方が良いです。なぜなら、明瞭会計となっていない業者ほど悪徳業者である可能性が高いからです。その際は、それぞれの項目について、どれくらいの費用が必要なのか詳しく質問してみてください。
その質問をした際、「そのようなことは、答えることができない。」「実際に、遺品整理をしてみると、金額を変更しなければいけないケースもあります。」と回答された場合は、すぐに契約を断りましょう。
しかし、時間をかけて見積もりをとった以上、見積もりの内容は、他の業者を判断する材料となりますので、処分せずに残しておいてください。
一般廃棄物収集運搬許可証の取得の有無をチェック
ゴミを自社で回収し、処分場まで持ち込むというサービスを提供するには、一般廃棄物収集運搬許可証が必要です。
したがって、不用品回収業者や不用品回収を行う遺品整理業者は、みな一般廃棄物収集運搬許可証を取得している必要があるわけですが、無許可で地域を巡回して営業している業者もいます。
もし無許可の不用品回収業者、遺品整理業者に依頼した場合、金銭トラブルだけでなく、依頼をした当事者まで「不法投棄」として罪を被る可能性もあります。
誠実な対応とオプションの有無をチェック
信頼できる遺品整理業者は、非常に丁寧な態度で接してくれます。ものの言い方も非常に落ち着いており、あらゆる要望を受け付けてくれます。見積もり内容で問題が発生しそうな場合は、事前に打ち明けてくれるため、依頼者は仕事を依頼するにあたって何も心配する必要はありません。
そして、遺品整理業者を利用する際は、オプション料金の有無についてもしっかりと確認してください。この点について、事前確認をしておかないと、依頼後にオプション料金が発生したということになりかねません。
特に、備考欄に「別途、費用が発生することがあります。」などと書かれていた場合は、どのようなケースで料金が発生するのか質問しておきましょう。オプション料金が絶対に発生しない約束をすることが可能であれば、安心して仕事を依頼しやすくなります。
他社の遺品整理業者とサービスの違いをチェック
遺品整理業者に仕事を依頼する際は、複数の業者でサービスの違いをチェックすることをおすすめします。特に、有料オプションの違いについて、詳しくチェックしてください。基本料金が安くても、オプション料金を追加すると高くなることがあります。
また、基本料金を比較することで、不当な値段で遺品整理サービスを提供している業者を見極めることができます。特に、特殊清掃などは高額になりやすいポイントなので、詳しい料金などを個別に質問しておきましょう。
実際に、お問い合わせをする前に、利用者の口コミなどをインターネット上で検索しておくことで、自分の適性とあった遺品整理業者を見つけることができます。弊社のような業界最安値でサービスを提供している業者に、遺品整理を依頼すると、コストを抑えながら室内をキレイに片付けられます。
遺品整理の不用品回収で格安な業者を探す5つのポイント
遺品整理で不用品回収が必要になったとき、「格安の業者に依頼したい」という方は多いでしょう。格安の業者を探すためのポイントは、下の5つです。
以下、それぞれのポイントについて説明します。
間取り別の基本料金を比較する
多くの業者は「間取り別の基本料金」を用意しています。これは「遺品整理の料金」となっていますが、「不用品回収の作業も含む」ということが多いものです。
そのため、この間取り別の基本料金を比べれば「大体どこが安いかわかる」ということです(例外は次の段落で説明します)。
基本料金に含まれるサービスを比較する
基本料金が安くても「そこに含まれるサービスがほとんどない」のでは意味がありません。そのため、基本料金で「どこまでやってくれるのか」を確認する必要があります。
もし、希望の不用品回収のサービスが基本料金に含まれていなかったら、どうするか―。この場合は「オプション」を使うことになります。
オプションの金額や買取サービスも比較する
オプションが必要になる場合、その金額を確かめます。これが低額であれば、オプションで回収を依頼してもいいわけです。
(基本料金に含まれるサービスが少なくても、オプション料金が安いなら良いということですね)
さらに、遺品・不用品の買取サービスが、どれだけ充実しているかもチェックしましょう。理由は、高額で買い取りしてもらえれば「実質値下げしてもらえるのと同じ」だからです。
こういった買い取りも含めて「最後のトータルの金額がいくらになるか」で、格安の業者を選びます。
5社程度に電話・メールで相談する
ホームページを見て、ここまで書いたような条件で比較する―。その後、良いと思った5社程度に、電話やメールで相談しましょう。
これは「簡易見積り・仮見積り」などと呼ばれる作業です。この作業で2~3社程度に絞り込みます。
2~3社の現場見積りを取り決定する
絞り込んだ数社に、現場見積りを依頼します。2~3社という数字になる理由は下のとおりです。
- どんなに少なくとも2社は必要(比較する必要がある)
- 3社までは、増やすごとに有利になる可能性がある
- しかし、4社目からはほとんど変わらない
- また、1社増えるたびにかなりの労力がかかる
このような理由で「2~3社がベスト」ということです。信頼できる2社であれば、3社目はなくてもいいほどです。
まとめ
遺品整理業者と不用品回収業者の決定的な違いについてご理解いただくため、普段の業務内容や仕事に取り組む姿勢についてご紹介させていただきました。室内で孤独死した結果、強い死臭が漂っているのであれば、不用品回収業者ではなく、遺品整理業者に仕事を依頼することが大切です。
腐敗体液から強い死臭がでている状態であれば、不用品回収業者は、自分の身体の安全を確保できないため入室できません。専門的な知識をもっていない人が、遺品整理作業を進めてしまうことでトラブルになる可能性もあります。
もし、専門的な知識をもった遺品整理業者を探しているのであれば、今すぐ弊社にご相談ください。弊社は、業界最安値を宣言するコストを抑えられる遺品整理業者です。不動産相続などの悩みを抱えていたとしても、法律の専門家が在籍しているため、どのような問題も解決できます。もし、周囲に口外できないようなことがある場合は、弊社までメール、または、お電話でご相談ください。
遺品整理のみらいプロセスの対応エリア
遺品整理みらいプロセス にお任せください
遺品整理みらいプロセスは、埼玉・東京・千葉・神奈川の遺品整理、生前整理なら即日にお伺い出来ます。お急ぎの方、現場にはいけない遠方の方など、是非ご相談下さい。